日本の高齢者の体力は、男性も女性も向上を続けていると、10月11日にスポーツ庁が発表した2014年度の調査結果が示した。
腹筋運動、片足立ち、握力などを含む一連の体力測定で、75-79歳の年齢グループは60点満点中男性で35.34点、女性で35.14点だった。どちらも、同庁の調査が高齢者を対象に入れ始めた1998年以来過去最高だった。
65-69歳の男性は42.56点、70-74歳の女性は39.05点で、どちらも過去最高だった。
文部科学省はこの力強い結果の背景には、高齢者の中で健康意識が高まっていることがあると考えている。「運動する習慣は、高齢者が健康でいるために重要だ」と文科省の職員は述べた。