子どもが同乗している車内での喫煙を禁止するイギリスの新しい法律が10月1日に施行されたが、警察の報道担当者らは、これを執行するのは「極めて難しい」と述べた。
イングランドとウェールズだけに適用されるこうした法改正により、窓を開けていても、車内に18歳以下の子どもを同乗させて喫煙しているのを発見された者は、50ポンド(9,000円)の罰金が科せられる。子どもを受動喫煙の影響から守ることを目的としたこの法律では、これと同じ状況で乗客の喫煙を止めさせない運転手も罰金を科せられる可能性がある。スコットランド議会は、これと同様の法律を来年に提案することを検討している。