孤児になった韓国人の2人の姉妹が、アメリカ人の別々の両親に養子にとられて40年が過ぎた後、同じ病院で雇われ、最近、フロリダで偶然に再会した。
ホリー・ホイル・オブライエンさん(46)と異母妹のミーガン・フューズさん(44)は、1970年代半ばに父親が列車にひかれ、生まれ育った韓国の釜山で孤児になった。ミーガンさんは1976年に最初に養子にとられ、ニューヨーク州キングストンで育った。ホリーさんはそれから2年後に養子にとられ、わずか480キロしか離れていないバージニア州アレクサンドリアで暮らすこととなった。実の(生物学上の)妹のことが頭から離れず、ホリーさんは数年後に韓国の孤児院に連絡したが、妹の記録は全く見つからなかった。
今年、二人はフロリダ州サラソタのドクターズ・ホスピタル(病院の名前)でわずか数カ月違いの時期に雇われ、再会の可能性が高まった。ミーガンさんは、1981年から家族で引っ越してこの地域に住んでいた。ホリーさんは2005年にサラソタにやってきた。
二人は同じシフトで働き、普通では考えられないほどの類似点があることがすぐにわかったと、この姉妹は共同インタビューで話した。彼女たちはDNA検査キットを注文し、検査機関の結果により、二人が姉妹であると証明された。