アメリカのバラク・オバマ大統領は10月19日、「アストロノミー・ナイト」で科学技術職を推進するため、ホワイトハウスのサウスローンに設置された巨大な天体望遠鏡から月のクレーターをのぞいて、ガイド付きの月のツアーを受けた。
オバマ大統領は、月の岩石を観測した若い科学者の卵と一緒に参加し、NASAの宇宙飛行士たちと自撮り写真を撮った。自撮り写真の中心となったのは、「時計少年」としてのほうが有名なアーメド・モハメドくんだった。
モハメドくん(14)は、先月、自作の時計を学校に持ってきたところ、教師たちが爆弾と勘違いをして逮捕された。モハメドくんは逮捕されたとき、NASAのTシャツを着ていた。その写真はネットで拡散し、オバマ大統領からその天文学のイベントへの招待へとつながった。
「あなたたちのなかには火星へ行く人がいるかもしれないよ!」とオバマ大統領はイベントに参加した生徒たちに語った。