ブリュッセルで開かれた異論の多い首脳会談の末、ヨーロッパとバルカン諸国の首脳らは10月26日、シリアなどからバルカン半島を超えて欧州連合の中心地に向かって歩いてきた何万人もの人々の苦境を和らげるために、さらに約10万人以上の移民を受け入れることができるようにすることで約束した。
11人の首脳は、ギリシャから移動する人々の混乱状態とも言える流入のペースを遅らせることで合意し、また、冬が迫るなか、もっと多くの避難所を提供することで合意した。
「これはヨーロッパがこれまで直面したなかで最大の試金石の一つだ」とドイツのアンゲラ・メルケル首相は述べた。