中国は10月21日、英国で数十年ぶりとなる原子力発電所の出資額の3分の1を負担すると約束し、デービッド・キャメロン首相は、このプロジェクトに関する「歴史的な取引」だとたたえた。この発表は、中国の習近平国家主席による英国への公式訪問の2日目に行なわれ、キャメロン首相によると、400億ポンド(7兆4,000億円)相当の契約が結ばれた。建設費に合計180億ポンド(3兆3,000億円)かかる、この巨大な原発プロジェクトに関する合意は、今後数週間以内にまとめられると予想される。「わたしたちは、ヒンクリー原子力発電所を建設するための歴史的な取引に署名する」と、キャメロン首相は首相官邸で開かれた習近平国家主席との共同記者会見で述べた。