外国で勉強をすることは生涯の冒険となり得る。どうして分かるかって? 私は留学生一家の出身だから! 両親共に外国で勉強していた。父は医学を学ぶためにアメリカへ渡った。母はパリで政治学を学ぶためにフランスで1年間過ごした。私はといえば、修士課程のためにイギリスへ行き、ロンドンの近くの大学で勉強した。
留学には基本的な4つの段階がある。1つ目は、出発の段階。海外の大学に出願する。もし運が良ければ、受け入れられる! 次の数週間は出発の準備で忙しい。すぐに行くときが来る! 最後の数日間は、家族や友人、親戚にさよならを言うときは感情でいっぱいになる。ついに、飛行機に乗って、勉強をする国へ長距離の飛行をする。
2つ目の段階は、到着の段階だ。外国に上陸し、空港を移動して、どうにか目的地に向かう。海外にいることはエキサイティングだ! あらゆるものが真新しく、異国的な感じに見える。しかし、生活は忙しい! やることがとてもたくさんある。キャンパスを探検し、授業の登録をし、アパートを見つけ、銀行口座を開設し…。
この段階は新しい出会いがたくさんある。先生に会ったり、隣人に挨拶したり、クラスメートと知り合ったり。生活はホームシックになる瞬間、新しい経験のわくわく、文化的な違いによって生じる恥ずかしい出来事などで、浮き沈みが激しい。
3つ目の段階は、勉強をする段階だ。だんだん落ち着いてきて、授業に集中できるようになる。日々のスケジュールは講義、ゼミ、宿題で忙しい。勉強が進むにつれて、アットホームな感じがしてきて、友人が出来始める。日に日に言語スキルが上達し、地元の文化への理解が深まってくる。毎週、新しい冒険と挑戦がやってくる。
4つ目の段階は、帰る段階だ。勉強は終わり、試験も終えた。最後の数週間は、帰国の準備で忙しい。最後の数日間は、荷物を詰めて、先生やクラスメートにさよならを言うなかで、感情でいっぱいになる。たくさんすることがあるのに、時間がすごく少ない! 最後に飛行機に乗って、自分の国に戻る長距離飛行をする。家族が空港で待っている。自分の国にいるのは素晴らしい…が、外国の友だちが恋しい!
毎年、オーストラリアやドイツから、メキシコ、韓国に至るまで、さまざまな国に何百万人もの若者が海外へ勉強しに行く。留学生は学術分野で専門的な知識を得るだけでなく、国際的な経験を得て、外国語を習得し、文化を超えた友情ができ、国々を結ぶ懸け橋となる。
外国で学ぶことを考えてみてください。そして、ここ日本にいる留学生のサポートのためにあなたができることをしよう!