日本、中国、韓国の関係修復の兆しが見られ、3ヵ国の指導者たちは11月1日、3年半の中断の後、年に1度の3ヵ国間協議を再開することで合意し、来年日本で会合する予定だ。
領土と戦時中の歴史をめぐる論争にもかかわらず、3人は「歴史に公平に向き合い、未来に向かって進んでいく」精神でパートナーシップを改善すると約束したと、韓国の朴槿恵大統領が、ソウルでのサミットの後の、安倍晋三首相と中国の李克強首相との共同記者会見で語った。首脳らは世界経済の20%を含む3方向の自由貿易協定に関する交渉を加速し、さまざまなほかの分野でも協力関係を築いていくことで合意したと、朴大統領は語った。
「平和と繁栄の重要な枠組みである3ヵ国の協力体制が復活したことは意義深いことだと思う」と朴大統領は述べた。
日本が来年の3カ国協議を主催することを発表して、安倍首相は日本の対抗地域との関係の改善における前進があったと述べた。「今日の前向きな協議をスタート地点として、我々は来年の日本での首脳会談を実り多いものにしたい」と安倍首相は語った。