最高で推定樹齢5000年と思われるイギリスの樹木が性転換をし始めていると、11月7日に植物学者が述べた。スコットランド中部のパースシャーにある「フォーティンゴール(地名)のイチイ」の木は、何百年もの間、雄株だと記録されていたが、最近になって、実をつけ始め、少なくとも、この木の一部で性別が変わりつつあることを示している。
「珍しい現象だ。珍しく、特異で、十分に解明されていない」と、実を発見したエディンバラ王立植物園のマックス・コールマン氏は述べている。「ホルモンのような化合物のバランスに変化があり、性別の転換を引き起こしていると思われる。それを引き起こしている可能性があるものの一つは、環境ストレスかもしれない」と述べた。