10月30日に発表された研究は、低脂肪食はその他のダイエット法よりも大きな効果を出さないことを明らかにした。
複数の国の成人7万人近くを対象とした53件の科学研究を評価した結果、「低脂肪食を勧めるまっとうな証拠は見つからなかった」と筆頭著者でマサチューセッツにあるブリガム・アンド・ウィメンズ病院のディアドレ・トビアス博士が述べた。「科学では、低脂肪食を長期的な減量戦略の最適なものとは支持しない」と語った。
「ランセット・糖尿病・内分泌学」誌に掲載された研究結果によると、実は、低炭水化物食のほうが低脂肪食よりも減量効果が高かったという。