野党の党首アウン・サン・スー・チーさんの党は11月9日、ミャンマーの歴史的な選挙で圧勝に向かっていると確信したと述べ、少しずつ出始めた政府による公式の開票結果もその主張を裏打ちしているようだ。
ノーベル賞受賞者で民主主義支持者の象徴であるスー・チーさんは、野党国民民主連盟(NLD)の支持者たちに、1962年以来、ミャンマーを支配してきた元軍事政権を代表する者が多い、敗北したライバル候補者たちを挑発しないようにと促した。
NLDは11月9日の真昼までに数えられた投票の約70%を獲得したと、同党の広報担当官ウィン・テイン氏は述べた。そのコメントは、もし11月8日の総選挙の公式な開票結果によって確証されれば、スー・チーさんの党は議会で多数を占めるだけでなく、憲法に組み込まれた不利な条件にもかかわらず、大統領の地位を確保することを意味する。
「我々は圧勝するだろう」と、同党の他の広報担当官ニャン・ウィン氏が述べた。
露天商人のマー・カインさんは、70歳のスー・チーさんのことをミャンマーの多くの人々が使う親しみを込めた呼び方で呼び、「マザー・スーにこの選挙で勝ってほしい」と述べた。「彼女にはこの国を引っ張っていく能力がある。彼女をとても尊敬している。私たちの国をすごくいい方向に変えてくれるだろう」と話した。