日本アジアハラール協会によると、立命館アジア太平洋大学のカフェテリアが「ハラル認証」を獲得し、ハラル認証食を提供する国内で最大の施設となったという。
毎日、イスラム教の国出身の学生を含め、約3,000人が、大分県別府市にあるこのカフェテリアで食事をする。
イスラム法では、イスラム教徒は豚を食べることと飲酒が禁止されている。豚やアルコールに触れた調理器具で調理された食事も、たとえ豚もアルコールも含んでいないとしても、食べることが許されていない。
イスラム教国出身の約500人の学生がこの大学に在籍している。カフェテリアのメニューは、どの料理に豚とアルコールが含まれていないかがわかるようになっているが、このカフェテリアではさらにもう一歩進んで、ハラール協会が設定した基準に従ってより厳格に調理器具を使うようになった。