大きなゴキブリは、人間の5倍、ゴキブリ自身の体重の50倍のかみ砕く力を持つ顎のおかげで、強力なかむ力を持っていると、研究者らが11月11日に発表した。
この生き物(ゴキブリのこと)がいつも、そこまで猛烈にかみついているわけではない。
『プロスワン』誌に掲載された研究によると、ゴキブリは木材などのかたい物質をかみ砕く必要がある場合のみ、大きな負荷のかかる反復作業に必要な力を出すために、顎にある特定の遅筋繊維を稼働させるという。
「よくいる昆虫のかむ力を測定したのは我々の研究が初めてだ」とこの研究の論文主執筆者は述べた。