約4,400年前の日常生活のなかに蜂と蜂蜜を描いた古代エジプトの活気に満ちた新王朝時代の壁画は、古代の人々が蜂の巣の製品を使っていた証拠を提示している。
しかし、人類はそのようなもの(蜂の巣を使った製品)をそれ以前から用いていた。
科学者らは11月11日、ヨーロッパと中東、北アフリカで初期の農耕が興った頃の石器時代の人々が作った陶器のなかに蜜ろうの証拠を発見したと述べた。このなかには、約8,500年前に遡るトルコ東部の遺跡で発見された調理用の鍋もあった。
この研究は、『ネイチャー』誌に掲載された。