トルコの戦闘ジェット機は11月24日、シリアの国境付近でロシアの戦闘機を撃墜した。領空侵犯を繰り返し警告していた。しかし、ロシア政府はロシアのジェット機がシリアの領空を出ていないことを証明できると述べた。
NATO加盟国の武装軍がロシアもしくはソビエトの軍用機を撃墜したのは1950年代以来初めてとなる。トルコとロシアは、冷戦時代の敵国同士だった。ロシアの操縦士2人のうち1人が死亡したとトルコ当局は発表した。
ロシア政府の広報官は、その事件を「極めて深刻な出来事」だったが、結論を導くのは早過ぎると述べた。