ドイツの人々は、今年はクリスマスプレゼントに使うお金を減らし、その代わり、同国が難民の記録的な流入に直面しているため、チャリティに財布を開くと答えていることが、11月27日に研究で示された。消費者心理に関するGfKインスティテュートは、ドイツ人が今年、クリスマスプレゼントに費やす金額は平均で274ユーロ(35,600円)で、2014年よりも4%少なかった。
同時に、ドイツ人はチャリティにまわすお金を増やしている:今年の最初の9カ月間は、寄付が約14%増加した。
「これは明らかに、主に9月以降、ドイツに到着した難民の流入が理由だ」と、GfKのアナリストWolfgang Adlwarth氏は述べた。
寄付をするトレンドは、特に30歳前後の人々に強かった。同グループ(GfKのこと)は、今年、プレゼントにかける金額が24ユーロ(3,100円)減り、寄付が63ユーロ(8,200円)増加すると予測した。