エジプトは11月28日、3,300年前からある墓を新たに探査した予備段階の調査結果に基づき、ツタンカーメン王の墓の中に隠された部屋が見つかる可能性が90%だと発表した。11月28日にルクソールで開かれた記者会見で、マムドゥーフ・ダマティ考古相は、調査が再開されるまでの約1カ月間の分析のために、調査結果が日本に送られると話した。
イギリス人のエジプト学者ニコラス・リーブ氏は、ツト王の名でのほうがよく知られているツタンカーメンは、19歳で亡くなり、もともとはネフェルティティ女王の墓だった部屋の外側の部屋に急いで埋葬された可能性があると理論化している。