南アフリカ最高裁判所は12月3日、オスカー・ピストリウス被告に殺人罪で有罪の判決を言い渡し、高等裁判所での判決を覆した。高等裁判所では、この両足義足のオリンピック選手(ピストリウス被告のこと)が恋人のリーバ・スティーンカンプさんを2013年に射殺した事件で、過失致死罪という、より軽い罪を適用していた。
「被告は殺人の罪で有罪になるべきだ」とブルームフォンテーン最高裁判所のロリマー・エリック裁判官は述べた。
最低でも禁錮15年の刑を受ける可能性があるピストリウス被告は、1万ランド(94,000円)で保釈されていた。