安倍晋三首相は1月4日、彼の長年の目標である平和憲法を改正することがこの夏の参議院議員選挙における争点の1つとなると述べた。
2016年最初の記者会見で、安倍首相は参議院で与党ブロックが過半数を維持するために全力で努力すると誓った。「これまでしてきたように、選挙活動中に私たちは憲法改正を呼びかける」と安倍首相は述べた。「自民党と公明党で参議院の過半数を確保したい」と、自民党の連立相手(公明党のこと)に言及して述べた。「その勝利を獲得するために全力で努力する」。
150日間の通常国会の開始にあたって安倍首相の記者会見が行なわれ、安倍首相は彼の3年間のリーダーシップに国民から選挙時に審判が下されるだろうと述べた。
しかし、この夏の参議院選挙と同時に衆議院選挙を行なうのではないかという最近の憶測を否定し、彼は衆議院を解散することは「全く検討していない」と述べた。
現在、自民・公明の連立政党は、衆議院の475議席中3分の2の過半数を占めており、参議院の242議席で過半数を占めている。