前田健太選手は1月11日、広島カープに、彼がメジャーリーグで新たなキャリアを始められるようにしてくれたことを感謝した。
成人の日に開かれた記者会見で、27歳の前田選手は、ロサンジェルス・ドジャースと8年間の契約にサインした数日後、広島のマツダスタジアムに戻った。「広島カープが9年間、私を支えてくれたことに、感謝の気持ちでいっぱいです」と前田選手は語った。「私の目標は、メジャーリーグに行くことだけではなく、満足のいく結果を出すことです」。
前田選手の契約は日本人選手との契約では最長だ。2014年のシーズンを前に田中将大選手がニューヨークヤンキースと結んだ7年間の契約を上回る。この契約で、前田選手は契約金として100万ドル(1億2000万円)が支払われ、8年間の契約でさらに2400万ドル(29億円)が保証される。報道されている昨シーズンの前田選手のカープからの給与は、3億円だった。