ある斬新な実験で、幼児はアルファベットを学ぶ前でも、書かれた文字が言語を表しており、これらを絵とは違った方法で認識していることがわかった。これは読解に至る発達の1つの段階だ。研究者らは、3歳の子どもが微妙な概念をつかみはじめていることを知るために、パペットと、線画、簡単な語彙を用いた。「このかなり低年齢の子どもたちは、私たちがこれまでに思っていたよりも実に多くのことを知っている」と、セントルイスにあるワシントン大学の発達心理学者で、この研究で共著者を務めたレベッカ・トライマン氏は述べた。この調査は、1月6日に専門誌『子どもの発達(Child Development)』に掲載された。