鉄道会社が、電車の遅延を1月半ばの寒い冬の気候の真っただ中で「強い日差し」のせいにして、ロンドンの通勤者は当惑した。
「本日の朝、強い日差しのため電車の運行に問題が生じたことをお詫び申し上げます」と、鉄道会社サウスイースタンは、ツイッター上で1月12日に利用客に通知し、「冬の低い太陽」のせいにした。
イギリスの通勤客らは、雪や線路上の湿った落ち葉などによる遅れには慣れているが、この新しい遅延理由に多くがユーモアと不審感を持って反応した。
「日差しのせいで電車が遅延!」とツイッターユーザーのZuzanna Sojkaさんは書き、この鉄道会社に「その創造力に感心する!」と言った。
ツイッターユーザーのPaul Malyonさんはその遅延理由を「未だかつてない苦しい言い訳」と呼び、次は「多過ぎる雲」や「月の光」で電車が送れるのではと返信する人もいた。
Julie Clarkeさんは、「いつでも日差しがある暑い国はどうやって電車を走らせているの?」と尋ねた。
サウスイースタンの広報担当者は、低い角度での太陽のまぶしい輝きで、「駅を発車前にミラーで車両全体を確認できなくなる運転手がいた」と説明した。