日本は2015年に5年連続で貿易赤字を記録したが、主に、原油価格が低下するなかで輸入額が急激に減ったために、赤字額は2014年からは77.9%縮小して2兆8300億円となったと、政府は1月25日に発表した。
アメリカへの自動車の輸出の増加が要因の一部となり、輸出額は3.5%増加して75兆6300億円となった一方、輸入額は8.7%減少して78兆4600億円だったと、財務省は述べた。
原油の輸入額は、原油価格が前年よりも下落したために、41.0%減った。日本はエネルギーを輸入に大きく頼っている。