フォード・モーターは、今年末までに、日本とインドネシアで売上が低迷する中、両国での操業をすべて終了すると、ロイター通信が1月25日に報じた。このアメリカの自動車メーカー(フォードのこと)は、「採算性への合理的な筋道がない」と見て、販売店の閉鎖と、フォード車とリンカーン車の輸入の停止も含め、事業の全領域で撤退する意向だと、ロイター通信は、フォードのアジア事業部の幹部が従業員に送信したEメールを引用して伝えた。フォードは日本に52店舗の販売店があり、従業員数は292名で2015年に5000台ほどを販売しており、インドネシアでは昨年、44店のフランチャイズ販売店で6000台前後を販売した。