何千万人ものオンラインアカウントが不正侵入された後でさえも、多くのインターネットユーザーは未だに簡単に推測できるパスワードに頼っている。オンライン・セキュリティ会社のスプラッシュデータが1月19日に発表した報告書で、2015年に世界中のインターネットユーザーが最も多く使ったパスワードは「123456」と「password」だったことがわかった。今年で5年目となるスプラッシュデータの年間報告書は、過去1年間に流出した200万件以上のパスワードがまとめられている。他に上位に入ったパスワードは「12345678」、「qwerty」、「12345」、「123456789」だった。ハッキング被害のまん延で、いくつかの会社はパスワードを使わなくなりはじめており、生体認証など他の認証方法を使うようになっている。