インターネット検索大手のグーグルは、オーストラリア英語のスラングと言語の認識機能を同社のアプリに追加し、グーグルのソフトウェアは、地域の訛りと複雑な地名を判別するのが難しいという苦情に対処した。
自分のスラングが誤解されるのには昔から慣れているオーストラリア人たちは、football(フットボール)の代わりにfootyを、afternoon(午後)の代わりにarvoを使うことができるようになり、マランビンビーやグンディウィンディへの行き方を見つけることができるようになると、1月29日に広報担当者が述べた。
拡張された語彙ができる前に、グーグルはオーストラリア訛りの声をグーグルマップと検索アプリに追加した。
「今では携帯電話に話しかけることが、ずっと日常的になってきている。携帯電話の音声検索を利用する人は、昨年、2倍になった」と、グーグル・オーストラリアの広報担当者シェーン・トゥリーブス氏は述べた。「特に、こうした間違えやすいオーストラリアの地名はみんな、それらを正しく発音するオーストラリア人の声でのほうがずっとよく聞こえる」。