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2016年2月12日号掲載の記事(ST編集部訳) print 印刷用に全て表示
Science & Health

CO2 may 'intoxicate' fish: study (p. 6)

海中の二酸化炭素で、魚が「酔っぱらう」

世紀の半ばまでに、海水中の二酸化炭素濃度が高レベルになり、魚が「酔っ払った」状態になって海で迷子になる可能性があると、1月20日にある研究が発表した。オーストラリアのニューサウスウェールズ大学の科学者らは、増加する二酸化炭素濃度が2050年までに魚の高炭酸ガス血症として知られる現象を引き起こしうるレベルだと算出した。「基本的に、魚が海で迷子になる。二酸化炭素は魚の脳に影響を与え、魚は方向感覚を失い、住みかへの戻り方を見つける能力を失う。捕食者がどこにいるかさえわからなくなる」と筆頭著者のベン・マクネイル氏はこの状態についての声明で述べた。

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