休暇で帰省をしようとしていた1人の中国人女性が、旅客機を1人占めした。離陸時間が遅れて、他の乗客がいなくなったためであった。
2月1日に広東省の駅で、帰省をしようとしていた10万人近くの人々が足止めを食らった中、張さんという姓のこの女性は、中国南部の市までのユニークな旅行をソーシャルメディアで報じた。
張さんは、中部湖北省の省都である武漢から離陸した中国南方航空機内の何十という列の空席の写真を投稿した。
その便は10時間も遅れたため、他の乗客は先に出発する便に乗っていき、張さんは、客室乗務員から張さん個人に合わせた気配りを独占することができた。
春節(旧正月)を家族と過ごすために帰省する中国の人々の大規模な移動は、世界最大規模の人類の移動と表現されることも多く、飛行機、電車、車の混雑は標準的な状態である。
ソーシャルメディア上では、多くの人々が、大混雑を避けることができた張さんの幸運をうらやんだ。
あるコメントは「春節の大きな人の流れ逆らうことができてなんて幸運だったんだ」と投稿した。