イギリスで2月8日に発表された、ボーダーコリー68匹を対象とした知能検査に基づく研究報告によれば、自分の最愛のペットが他のペットよりも実に利口だ、と考えている飼い主は当たっているかもしれない。ロンドン大学経済政治学院(LSE)の研究チームは、経路把握能力、速度、腕で出す方向指示に従う技量などを測定するために、「特設の犬小屋」を用意した。犬は人間と同じように認知症を発症するということは、今回の研究結果は人間と比較できるということだ。LSEのロザリンド・アーデン助教授は、今回の研究が「とても手軽で信頼性の高い犬の知能指数検査を開発する試みの第一歩」だと話した。