世界の風力発電の発電能力は2015年末に432.42ギガワットに達し、前年から17%増加して、初めて原子力発電を上回ったっことが、国際的な業界団体によるデータで発表された。日本は3.04ギガワットしか発電していないが、中国は風力による発電能力が世界一で145.10ギガワットだった。中国政府は、大気汚染と地球温暖化に対処するため、石炭とその他の化石燃料からシフトして、風力発電を推進している。世界第2位はアメリカで、74.47ギガワット、次いでドイツが44.95ギガワットだった。世界の原子力による発電能力は、382.55ギガワットだったと、ロンドンを本拠とする世界原子力協会が発表している。