韓国で2月20日、故・文鮮明牧師が創設した世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の合同結婚式が行われ、62ヵ国の約3000組が結婚した。
世界中からさらに12,000組の夫婦がインターネットで参加したと、韓国の本部責任者のRyu Kyeung-seuk氏は述べた。
2012年に92歳で死去した文牧師は、1960年初頭から合同結婚式を主宰した。
参加した夫婦には、新婚が1,000組、すでに結婚しているが、教会に入る前に結婚していたために、神に自分たちの結婚と家族を改めて捧げようとする夫婦約2,000組がいた。
文牧師は、論争をめぐり非難の矢面に立った人で、アメリカでは一度脱税で投獄されている。文牧師は、1992年に自身と妻が救世主であると宣言した。
長年にわたり批評家たちは組織をカルトと非難し、財政と、信者を洗脳していることについて、疑問を投げかけている。信者は軽蔑的に「ムーニーズ」として知られていることもある。