レオナルド・ディカプリオ氏は2月28日、ついにオスカー賞を獲得し、復讐を描いた映画『レヴェナント: 蘇えりし者』で演じた役で主演男優賞の小像を持ち帰った。
ディカプリオ氏(41)はこれまでに、25年に及ぶキャリアの中で4回、演技でオスカー賞にノミネートされた。彼は、クマにひどく噛まれた後で凍るような寒さの荒野に見捨てられた毛皮猟師の残酷な人物描写で今年のアカデミー賞の受賞最有力候補だった。
生き残るための闘いの中、ディカプリオ氏が演じた役のヒュー・グラスは、雪に覆われた森を歩き、滝に流され、内臓が取り除かれた馬の死骸の中で眠り、生のバイソンの肝臓を貪るように食べ、元の野営地にたどり着いた。
受賞スピーチで、ディカプリオ氏はこう語った。「この惑星を当たり前にあるものと思わないようにしましょう。私も今夜のことを当然のこととは思いません」。
ディカプリオ氏は次のように言い添えた。「私たちの製作チームは、雪を見つけるためにこの惑星の南端まで行かなければなりませんでした。気候変動は事実であり、今現在起こっています。人類全体が直面している最も緊急の脅威であり、一丸となって取り組む必要があります。私たちは、公害をもたらす組織や大企業のためではなく、人類すべてのために声を上げる世界中のリーダーたちをサポートする必要があります。」