前回の世界チャンピオンである日本は3月7日、4回連続出場となるはずだったオリンピックへの出場資格を得ることができなかった。中国が韓国を1-0で破り、日本はこの夏のリオデジャネイロオリンピックにおけるアジアの出場枠2枠の1つを逃した。
2011年女子ワールドカップで勝利した後、2012年のオリンピックで銀メダルを獲得し、昨年のワールドカップでは再び決勝に出場した日本による、世界の舞台で途切れずに続いた素晴らしい活躍は、ベトナムに6-1で勝つ前にすでに急ブレーキをかけて停止することとなった。
日本はこの大会での初勝利で勝ち点を4とした。しかし、対北朝鮮戦の1試合しか残されていない中で、勝ち点10の中国や、勝ち点12でトップのオーストラリアとは並ぶことも、超えることもできず、ゴールの連続はやってくるのがあまりにも遅すぎた。6チームから成るグループのうち上位2チームだけがリオ五輪に進むことができる。マチルダス(オーストラリアの女子サッカーチームの愛称)が北朝鮮に2-1で勝った後、中国とオーストラリアが出場資格を得た。
日本の佐々木則夫監督は、2月29日のオープン戦でオーストラリアに負けたことで、大失敗の予選となることは方向づけられていたと語った。「リオでプレイしたいという私たちの望みは今日打ち砕かれた」と佐々木監督は述べた。「後から思うと、最初の試合で負けたことがすべてだった。私たちはその後、リズムを取り戻すことができなかった」。