2014年に日本で生まれた赤ちゃんの29人に1人が、少なくともどちらか一方が日本人ではない親を持つ子どもだったことが、共同通信による政府データの分析でわかった。
厚生労働省がまとめた人口統計によると、日本でその年に生まれた赤ちゃん102万人のうち、推定で35,000人、言い換えると約3.40%が少なくともどちらか1人に日本人ではない親を持っていたという。
この割合は、記録的に高かった2008年の3.44%に近づく値だ。1990年には1.7%だった。
国籍別では中国人が、2014年に誕生した赤ちゃんの外国生まれの父親と母親の両方で最多数を占めた。外国生まれの父親では、韓国人が2番目に多く、アメリカ人が3番目に多かったが、母親では、フィリピン人が2番目に多いグループを構成し、次いで韓国人だった。