イタリアは3月4日、来年のユネスコの無形文化遺産リストに追加する候補としてナポリピザを申請した。
イタリアのユネスコ国内委員会は声明で、ナポリピザをイタリアの文化的伝統の一つとして保護することを満場一致で可決したと発表した。ユネスコがこの申請を受け入れれば、ナポリピザは「ナポリピザ職人の伝統芸術」としてその世界的な組織(ユネスコのこと)の無形文化遺産のリストに載ることとなる。
伝統的なナポリピザには、古くからのバージョンが2つある:マリナーラ(トマト、ニンニク、オレガノ、オイル)と、もっと有名なのがマルゲリータ(トマト、モッツァレラチーズ、オイル、バジル)だ。伝統によると、ピッツァ・マルゲリータは1889年に地元のシェフがナポリを訪れていたマルゲリータ王妃に敬意を表してつくった。イタリアの国旗の色である赤、白、緑が入っている。