アメリカのコーヒーチェーン大手のスターバックスは2月29日、イタリアに初出店する計画で、コーヒーの精神的な故郷を征服する準備をしていると発表した。同社の発表によると、スターバックスはイタリアの小売チェーン「ペルカッシ」との合弁事業により、2017年にミラノに出店する予定だという。
しかし、スターバックスは、すでに既存のカフェで溢れ返っている国で顧客を引きつけようと闘うことになるだろう。市場分析のOIFBによると、イタリアでは成人の41%が毎週最低1回はエスプレッソバーを利用しており、イタリアのコーヒーバーでは年間60億杯、総額66億ユーロ(約8100億円)のエスプレッソを提供しているという。