荒廃した家にあったクシャクシャの紙袋の中から、空前絶後の野球カードの発見があった。実際には、7枚もだ。
南カリフォルニアのカードの専門家は3月2日、それらが1909年から1911年にかけて印刷された同一のタイ・カップのカード7枚だったということの正当性 ― と7枚すべての価値 ― を立証したと述べた。この最近の発見以前に、現存するものは15枚ほどしか知られていなかった。
見つかったカードを立証したカリフォルニア州ニューポートビーチのプロフェッショナル・スポーツ認証会社のジョー・オーランド社長は、このような隠れていた貴重品に出くわすなんて「素晴らしく」「奇跡的だ」と述べた。
「この新たな発見よりも素晴らしい野球カードの発見が他にあるか、私には分かりません」とオーランド氏は声明で述べた。
亡くなった曾祖父の荒れた家でこのカードを見つけた家族は、匿名にしておいてほしいと希望している。
「最初、ご家族はゴミだと思ったそうです」とオーランド氏は語った。「家族の一人が『この袋の中身を調べさせて』と言い、ありがたいことにそうしたのです」。
オーランド氏は、7枚のカードの価値の総額は100万ドル(1億1300万円)を超えるだろうと述べている。