2011年のフィギュアスケート世界選手権の男子種目で銀メダルを獲得した小塚崇彦選手が引退しようとしていると、日本スケート連盟が3月15日に発表した。
小塚選手(27)は、2010年のバンクーバーオリンピックの日本代表選手だったが、12月の日本選手権で5位に終わり、今年の世界選手権への出場資格を得ることはできなかった。この春に中京大学大学院を修了見込みの小塚選手は、4月からトヨタ自動車で働き始める。
小塚選手の父親は、1968年のグレノーブルオリンピックのフィギュアスケートに出場し、母親はアイスダンスで日本選手権の銀メダリストだった。2005年から2006年のシーズンには、小塚選手はジュニアグランプリファイナルとジュニア世界選手権の両方で勝利した。シニア選手としては、グランプリ大会で4回優勝している。
2010年の試合では8位で終えたが、その年のうちに、日本選手権で初優勝した。