ドイツのアンゲラ・メルケル首相は3月14日、自身の所属する「キリスト教民主同盟(CDU)」が3月13日に行なわれた3つの州議会選挙で、反移民の「ドイツのための選択肢(AfD)」に群がった有権者たちによって罰を受けたのを目にしながらも、自身の移民政策を継続すると誓った。
AfDはザクセン・アンハルト州で2番目に大きい勢力となり、ほかの2つの州でも躍進した。
しかし、メルケル首相は、州選挙後の議会で、「私たちには(難民問題への)ヨーロッパの解決策が必要だと、そしてこの解決策には時間が必要だと、私は深く確信している」と述べた。