24歳のコロンビア人女性が、1キログラムのコカインを胸の内部に入れて運んでいたのを発見されて、フランクフルト空港で逮捕されたと、ドイツの税関職員が3月9日に発表した。
空港職員は、2月24日の調査中に女性の胸の下にあった手術の新しい傷を見つけ、疑いを持った。女性はひどい痛みを訴えていた。
女性は、急遽手配された手術で体内に埋め込まれた薬物を、運んでいたことを認めた。
医師らは、地元の病院で、ビニールで包まれた500グラムのコカインの塊二つを女性の両胸から取り出した。
薬物は、市場価格で20万ユーロ(2500万円)で、スペインに運ばれる予定だったと、税関の報道担当者は述べた。
「このようなやり方で薬物が密輸されたのはドイツではこれが初めてのケースだ」と広報担当のHans-Juergen Schmidt氏は述べた。
税関の関係者は、これは素人手術だったと言い、ショックを受けていた。Schmidtさんは、これで薬物の密輸者たちがいかに「薬物を運ぶ人の命を危険にさらしていることと、人命に全くもって無関心であるか」が分かると述べた。