JR東日本の寝台特急「カシオペア」は3月21日の早くに、札幌から東京までの最後の復路を終わらせ、時代の終わりを示した。
「カシオペア」はJR上野駅で17時間の運行を終えた後、今この電鉄会社(JR東日本のこと)の運行表から消える。JR東日本は、北海道新幹線の開通を前に、首都と札幌間の寝台特急の通常運行を終了した。
3月21日の午前9時25分に「カシオペア」が上野駅に戻ってきたとき、約2200人の鉄道ファンが銀色の寝台列車を迎え、写真を撮り、「ありがとう」と叫んだ。その前には、3月20日に札幌駅に到着したときに、約400人の見物人から同じような歓迎を受けた。
「カシオペア」は1999年に運行を開始し、旅行者にも鉄道ファンにも同じように人気だった。電車を運行するJR東日本は6月から、パッケージ・ツアー用の貸し切りサービスとして「カシオペア」の寝台列車を活用しはじめる計画だ。