KDDIは3月29日、小さな子どもや離れて暮らす祖父母が使うのに適したクマのぬいぐるみの形の通信機器を開発したと発表した。
この通信機器「コミクマ」には、12の内蔵センサーと、ブルートゥース・モジュール(ワイヤレス接続のための通信規格)があり、スマートフォンと連動する。例えば、利用者がコミクマにキスをすると、別の利用者が持っているクマの蝶ネクタイに、クマが別のクマにキスをしている画像が映し出される。
キーボードやボタンを使用しないため、スマートフォンに馴染みのない年配者や小さな子どもでも、お互いに簡単に挨拶を送ったり、愛情を示したりすることができると、この通信会社は述べた。
クマのいろいろな部分を触ると、「おはよう」「やあ」「疲れた」などの全部で11の画像がディスプレイに示される。