高く評価された建築家のザハ・ハディドさんが3月31日に心臓発作で亡くなったと、ハディドさんの事務所が発表した。彼女のデザインの中には、異論のあるなかで破棄された2020年東京オリンピックのメーンとなるスタジアムの原案もあった。65歳だった。
イラク出身のイギリス人デザイナー(ハディドさんのこと)は、気管支炎の治療を受けていたマイアミの病院に入院中に亡くなったと、ザハ・ハディド建築事務所が発表した。
ハディドさんは、プリツカー建築賞 ― 建築の国際的な最高峰の賞 ― を受賞した初の女性で、2009年には日本の高松宮殿下記念世界文化賞も受賞している。