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2016年4月22日号掲載の記事(ST編集部訳) print 印刷用に全て表示
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Kerry the 1st top U.S. diplomat to visit Hiroshima A-bomb park (p. 1)

ケリー国務長官、広島で歴史的な献花

アメリカのジョン・ケリー国務長官は4月11日、1945年のアメリカによる広島への原子爆弾投下を記憶に残すための平和公園を訪れた。アメリカの国務長官としては初めてのことだ。

象徴的な行動として、ケリー国務長官は、G7の中でアメリカ以外の2ヵ国の核兵器保有国であるイギリスとフランスの国務長官にあたる人々とともに、平和記念公園の原爆被害者の慰霊碑に献花をした。

ケリー国務長官と、イギリスのフィリップ・ハモンド外務大臣、フランスのジャン=マルク・エロー外務大臣は、4月10日からの2日間にわたるG7閣僚会議に出席するために広島を訪れていた。そのヨーロッパの2つの国(イギリスとフランスのこと)の外務大臣がその公園(広島平和記念公園のこと)を訪れたのも初めてのことだった。

ケリー国務長官の提案で、慰霊碑の近くに保存されている、後に原爆ドームと呼ばれるようになった象徴的な建物にも予定外の訪問をしたと、岸田文雄外務大臣が平和記念公園への訪問後に発表された声明で明らかにした。

ケリー国務長官は、今回の訪問が「平和の重要性と、世界をもっと安全にするために協働する強力な同盟の重要性を強調する」ことを望んでおり、「最終的に、大量破壊兵器を世界から根絶することができることを望んでいる」と述べた。

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