地球温暖化は、地軸上での地球のぐらつき方を変えていることが、新しいNASAの研究でわかった。
『サイエンス・アドバンシズ』誌に4月8日に掲載された研究によると、特にグリーンランドでの氷床の溶解は、地球の重さの比率を変えつつある。そして、このことは、北極と、極運動と呼ばれる揺れの両方の方向を変えているという。
科学者と宇宙飛行士は、1899年から地軸と極の動きを正確に測定してきた。20世紀のほとんどの間、少しカナダの方向に移動した。研究者らによると、しかし、現在はこれが変わり、イングランドの方向へ動いているという。