シェークスピアが逝去してから400周年を迎え、4月19日に発行されたある調査によると、シェークスピアはイギリスよりも海外でのほうが人気だという。15カ国出身の18,000人を対象とした調査を委託したブリティッシュ・カウンシルは、この結果はシェークスピアが国際的に広く知られ、愛され、理解されていることを示していると述べた。
「死後400年が経ち、シェークスピアの作品は、世界中の人々に教養を与え、楽しませることにおいて不可欠な役割を果たし続けている」と、ブリティッシュ・カウンシルのローズマリー・ヒルホースト氏は声明で発表した。
この調査で、シェークスピアは、好かれていて、理解されていて、現在でも有意義だと考えられているという点において、自国よりも国外でのほうが人気があるということが分かった。しかし、オーストラリアやアメリカなど他の英語圏の国でのシェークスピアの人気は、中国、トルコ、メキシコを含む非英語圏の国々よりも非常に低かった。