東京の中心部にある国のゲストハウスである赤坂迎賓館の通年一般公開が4月19日に始まった。政府は、もっと多くの外国人旅行客を日本へ呼び込むことを目的としている。
この迎賓館の玄関ホール、本館、主庭、和風別館が、一般公開されている。玄関ホールの入場料は無料だ。一日の訪問者数に制限があり、公開初日は予約でいっぱいとなった。
「天上の絵と飾りが素晴らしかった。外国にいるような感じがした」と、妻と訪れていた香川県丸亀市の森俊之さん(69)は語った。「通年でこの場所が公開されることをありがたく思う」。
この建物は当初は、1909年に皇太子の住居として建設された。世界中の王や大統領が宿泊し、首脳会談の会場としても使われてきた。