難問を抱えた自動車会社の三菱自動車は4月26日、同社の燃費試験は1991年以降、日本の基準に準拠しておらず、以前に述べていたよりもずっと長い期間にわたって準拠していなかったことを認めた。
東京を本拠地とするこの自動車会社は、なぜ燃費試験の専門担当者が四半世紀にわたって認められていない手法を使っていたのか、捜査中だと述べた。
「当社では、それが不正な手法だったことに彼らが気づいていたかどうかさえ、定かではない。それを使うのが伝統のようなものになっていたので、なぜかを問うことなくそれを使っていた」と、三菱自動車の相川哲郎社長は報道陣に対して語った。