『サンデー・タイムズ』紙の長者番付2016によると、ロンドンには世界のどの都市よりも多くの億万長者がいるという。イギリスで最も裕福な大物の中には、消費の落ち込みや石油価格の低下、鉄鋼業の危機のために財産のかなりの部分を失った人もいると、同紙は伝えている。それでも、ロンドンには77人と、ニューヨーク(61)、サンフランシスコ(57)、香港(49)をはじめ、他のどの都市よりも多くのイギリス通貨での億万長者がいる。目立つことが嫌いな兄弟のデービッド・ルーベン氏とサイモン・ルーベン氏が今年の番付のトップで、財産は、昨年から34億ポンド(5500億円)上昇して、131億ポンド(2兆1000億円)となった。