従来の郵便物の量が減少しており、フィンランドの郵便サービス「ポスティ」は4月21日、さらに収益を生むための全く新しい事業を考えだした―芝刈りサービスだ。天候が許せば、配達する郵便物の量が最も少ない毎週火曜日に、郵便職員が芝刈りサービスを提供すると、ポスティは声明で発表した。「今夏から全国で試験的にこのサービスを始める」とポスティは述べる。週に1度、1時間の芝刈りは、顧客に月当たり130ユーロ(約16,000円)かかる。デジタル化と競争激化は、国営だが法人のポスティに、料理の宅配サービスから、今では芝刈りまで、幅広いサービス事業を提供させるように促している。